Monday, May 21, 2018 10:36 AM

「真実聞けず」と選手父親 被害届提出の理由説明

 アメリカンフットボールの日本大の選手が悪質な反則行為で関西学院大の選手を負傷させた問題で、負傷した選手の父親が21日夜、大阪市内で記者会見し、大阪府警に被害届を提出した理由について「日大の内田正人前監督の会見で真実を聞くことができなかった」と説明した。

 父親は大阪市議の奥野康俊さん(52)。

 奥野さんは会見で「加害者がなぜあそこまで追い込まれたのか。前監督の会見で一言いただきたかった」と話した。被害届の加害行為の対象は日大の選手だけで、前監督らは入れていないことも明らかにし、日大の対応次第では告訴する意向も示した。(共同)