Monday, May 21, 2018 10:38 AM

イランに「史上最強」圧力 米国務長官が新政策発表

 ポンペオ米国務長官は21日、ワシントンのシンクタンクで、イランと米欧など6カ国が結んだ核合意からの離脱表明に続く新たなイラン政策を発表した。イランが政策変更するまで「史上最強」の制裁を続ける方針を表明、金融面で前例のない圧力をかけると強調した。

 国務省によると、政権はイランの核開発だけでなくミサイル技術の拡散やテロ組織への支援など、あらゆるイランの脅威を封じるための「新たな合意」を欧州諸国と連携して追求する方針。

 一方、イランと欧州連合(EU)は米国抜きで核合意を維持することで一致しており、米国が呼び掛ける圧力包囲網に応じるかは見通せない。(共同)