Tuesday, May 22, 2018 11:47 AM

ポンペオ長官と会談へ 「米朝」にらみ河野氏

 アルゼンチンを訪れた河野太郎外相は次の訪問地のワシントンに東部時間23日(日本時間同)に入る。ポンペオ米国務長官と会談し、6月12日の米朝首脳会談をにらんだ情報共有を図る。

 河野氏がポンペオ氏と会うのは4月末のヨルダン以来2度目。トランプ大統領の信頼を得ているポンペオ氏から、日本人拉致問題解決への協力をどこまで取り付けられるかが課題になる。強固な日米関係をアピールするため、個人的信頼関係の醸成に全力を挙げる。

 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで21日(日本時間22日)、河野氏は記者団に「6月12日(の米朝首脳会談)に向け、日米韓3カ国がそれぞれどういう状況にあるかを認識し、役割を考えたい」と強調。ワシントンで22日に開かれる米韓首脳会談の結果を踏まえ、ポンペオ氏と意見調整する意向を示した。(共同)