Wednesday, May 23, 2018 10:46 AM

米朝会談の記念コイン鋳造 「時期尚早」と批判も

 米政府系機関が6月に予定される史上初の米朝首脳会談の記念コインを鋳造していたことが22日、明らかになった。米メディアが伝えた。米朝の激しい駆け引きが続き、首脳会談実現を疑問視する見方も出る中、記念コインは「時期尚早」との批判も出ている。

 記念コインはトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の向かい合う顔や両国の国旗が描かれている。「PEACE TALKS」(平和会談)や「2018」などと刻まれている。

 サンダース大統領報道官は22日の記者会見で、記念コインの鋳造はホワイトハウスとは無関係と説明。コイン発行やデザインなどについて政権は何も意見を言っていないと強調した。(共同)