Thursday, May 24, 2018 10:53 AM

大統領のブロックは違憲 ツイッターで米連邦地裁

 ニューヨーク州のマンハッタン連邦地裁は23日、トランプ大統領が自身の公式ツイッターから批判的な意見を書き込んだ人物をブロックしたのは、言論の自由を保障する憲法修正第1条に違反しているとの判断を示した。

 トランプ氏を批判する書き込みをしてブロックされた利用者は、トランプ氏のツイートや他の人の書き込みが見られない状態になっている。ブロックされた利用者と、言論の自由を掲げる米コロンビア大の研究所が昨年7月、違憲だとして提訴していた。

 同研究所は地裁の判断を歓迎し「ブロックが解除されることを望んでいる」との声明を発表した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、司法省の報道官は「地裁の判断に同意できない。次の措置を検討している」と話した。(共同)