Friday, May 25, 2018 11:16 AM
難民申請者、8年ぶり減少 制度厳格化で「一定効果」
今年第1四半期(1〜3月)の難民申請者(速報値)は3015人で、前年同期から464人減ったことが25日、法務省関係者への取材で分かった。対前年同期比の減少は8年ぶり。就労目的の申請が急増しているとして、法務省は1月15日から厳格化した難民認定制度を導入しており、「効果が一定程度出たのではないか」としている。
3015人のうち、1月15日〜3月の申請者は2285人で、この間に申請を受け付けた平日1日当たりの平均は43.1人。過去最多の1万9629人が申請した2017年の平日1日平均は79.8人で、約46%の減少となった。
申請を受け、今年第1四半期に審査したのは、前年同期から1187人増えて3140人。うち、難民と認められたのは3人増の4人だった。担当者は「申請が減って負担が軽くなった分、処理が進んだ可能性がある」とみている。(共同)
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