Tuesday, May 29, 2018 11:22 AM

日大アメフット部が声明 問題謝罪、選手復帰も願う

 日本大アメリカンフットボール部の守備選手が悪質な反則をした問題で29日、日大アメフット部選手一同が父母会の代理人を通じて声明文を発表し、謝罪した。監督やコーチの指示に「盲目的に従ってきた」ことが今回の事態を招いた一因とした。危険なタックルをして謝罪会見を開いた宮川泰介選手の復帰を願う内容も盛り込まれた。

 内田正人前監督らから追い詰められた状態だった宮川選手について「手助けすることができなかった私たちの責任はとても重い」とし、指導陣との間や選手間のコミュニケーションが十分でなかったことを反省した。

 部の指導体制も含めて再生できたと認められた場合は他校とプレーできる機会を求めた。さらに「もし可能であれば、一緒にプレーできれば」と宮川選手への思いをつづった。(共同)