Wednesday, May 30, 2018 10:36 AM

海の日3連休維持へ決議 観光業界「地域経済寄与」

 日本旅行業協会など観光団体は30日、東京都内で会合を開き、7月第3月曜の祝日「海の日」を2021年以降、20日に固定する動きに反対する決議をした。「旅行の機会として定着し、地域経済の活性化に寄与している。3連休維持は不可欠」と主張。働き方改革にも触れ「連休の分断は休む機会を奪う」としている。

 観光関係者ら約300人が参加。自民党議員らも出席し、党観光立国調査会の林幹雄会長は「(3連休をつくる)『ハッピーマンデー』を守り抜く」とあいさつ。他の議員も「3連休維持に汗をかく」と訴えた。

 福島県いわき市の旅館おかみ若松佐代子さんは「震災から7年で海に親しむ機会が戻ってきた。3連休は欠かせない」と指摘した。(共同)