Wednesday, May 30, 2018 10:42 AM

台湾、国連認定難民を保護 中国人女性、日本行き希望

 台湾政府は30日、中国での人権活動により弾圧を受け国連から難民認定を受けている中国人女性黄燕さん(47)の入境を認めた。29日夜、台湾北部の桃園国際空港で保護を求めていた。黄さんは日本行きを強く希望しているという。

 台湾の人権団体によると、国連に加盟していない台湾が国連難民を保護したのは初めてのケースという。

 人権団体によると、黄さんは2015年、中国で人権擁護活動などをして投獄された。16年9月に釈放され、米国の人権団体の支援で病気治療のためタイへ出国、17年8月に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)から難民認定を受けた。(共同)