Thursday, May 31, 2018 11:14 AM

NBA決勝に一歩届かず 優勝候補のロケッツ

 プロバスケットボールNBAで優勝候補の一角と目されたロケッツがあと一歩のところで昨季王者ウォリアーズに屈した。28日の本拠地ヒューストンでの西カンファレンス決勝(7回戦制)最終戦で後半に息切れして痛恨の逆転負け。エースのハーデンは「究極にストレスがたまる」と悔やんだ。

 今季レギュラーシーズンで3点シュートを合計1256本決め、リーグ史上最多記録を更新。リーグ最多勝を挙げてNBA決勝までの各ラウンドの本拠地開幕権を確保し、西の第1シードとしてプレーオフに臨んだ。

 順調に勝ち進んで迎えたウォリアーズ戦だが、3勝目(2敗)を挙げた第5戦で、ハーデンとのコンビで攻撃を操ってきたポールが右脚を負傷。主軸の1人を欠いて敵地で五分に戻されると、ポールは最終戦も復帰できなかった。

 第7戦は第2クオーターに最大15点をリードするなど優位に進めながら急失速した。武器だったはずの3点シュートをプレーオフ記録となる27本連続で失敗。ハーデンは「前半と同じエネルギーや流れが自分たちになかった」と嘆いた。ポール離脱の影響は「考えてもいなかった」と言い訳にしなかった。(共同)