Thursday, May 31, 2018 11:16 AM

ディズニー会長を非難 米大統領、女優差別発言

 トランプ大統領は30日、ABCテレビを傘下に持つウォルト・ディズニーのロバート・アイガー会長兼最高経営責任者(CEO)がコメディー女優ロザンヌ・バーさんの人種差別発言を容認しない一方、ABCがトランプ氏に「不快な発言」をしたことは謝罪していないとツイッターで非難した。「不快な発言」の内容は不明だが、批判的な報道を指すとみられる。

 トランプ氏の熱烈な支持者のバーさんは、オバマ前大統領の元側近を「イスラム組織のムスリム同胞団と(映画)『猿の惑星』の子ども」などとツイッターで中傷。ABCはバーさんの主演ドラマの新シリーズを打ち切ると発表した。

 トランプ氏はツイッターで、アイガー氏がバーさんのコメントを「容認しない」とオバマ氏の元側近に電話で伝えたと指摘した上で、アイガー氏はトランプ氏には謝罪の電話をかけてこないと書き込んだ。(共同)