Friday, June 01, 2018 11:08 AM

自動運転車の市販協議開始 グーグル系、FCAと

 グーグルの自動運転車開発部門が独立したウェイモと、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は5月31日、ウェイモの自動運転技術を搭載したFCA車の市販に向け、協議を始めたと発表した。市販の時期や自動運転のレベルは明らかにしていない。

 また、ウェイモは無人タクシー用に自動運転技術を搭載するFCAのミニバン「パシフィカ」のハイブリッド車の調達台数を最大6万2000台に拡大する。これまでは数千台と公表していた。今年後半から、世界初となる無人タクシーの配車サービスを始める計画だ。

 ウェイモのクラフチック最高経営責任者(CEO)は「無人運転車を支援するFCAとの関係を深めることができ、うれしく思う」とのコメントを出した。(共同)