Tuesday, June 05, 2018 11:42 AM

元選対幹部の保釈撤回請求 モラー氏、証人買収疑い

 トランプ政権を巡るロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官側は4日、疑惑に絡み起訴されたトランプ陣営のマナフォート元選対本部長が保釈中の今年2月、公判の証人となる可能性のある人物2人と電話やメールで連絡を取ろうとしたとして、保釈取り消しを連邦裁判所に求めた。モラー氏側は買収により偽証させようとした疑いがあるとみている。

 報道によると、2人はロシアのプーチン大統領と近いウクライナのヤヌコビッチ前大統領のため、米国でのロビー活動を行っていたグループのメンバー。マナフォート氏はロビー活動で得た巨額の収入を申告しなかった罪などに問われている。(共同)