Tuesday, June 05, 2018 11:42 AM

事実上の創業者退任へ スタバ、大統領選出馬か

 コーヒーチェーン大手のスターバックスは4日、事実上の創業者であるハワード・シュルツ会長(64)が26日付で退任すると発表した。取締役も退き、名誉会長となる。リベラルな経営者として知られるシュルツ氏は2020年の米大統領選への出馬が取り沙汰されており、出馬に向けた動きだと臆測を呼んでいる。

 ニューヨーク・タイムズのインタビューに対し、シュルツ氏は「私たちの国の分断や世界での地位について、とても懸念している」と述べ、出馬検討の可能性を示唆した。

 シュルツ氏は1987年にスタバの最高経営責任者(CEO)に就任。ワシントン州シアトルのコーヒー店から、2万8000店を超える世界有数のコーヒーチェーン店に育て上げた。2000年にいったんCEOを退いたが、08年に再登板。17年4月にCEOをケビン・ジョンソン氏に引き継いだ。(共同)