Wednesday, June 06, 2018 11:04 AM

8州で中間選挙予備選 与野党の選挙戦激化へ

 トランプ政権への審判となる今秋の中間選挙の候補者を決める予備選が5日、ニュージャージー州やカリフォルニア州など計8州で一斉に行われた。次期大統領選での政権奪還を目指す野党民主党に対し、与党共和党は雇用創出や対北朝鮮政策などでの「成果」を主張しており、選挙戦はさらに激化しそうだ。

 注目度が高い大票田のカリフォルニア州では、民主党重鎮のペロシ下院院内総務や、上院司法委員会のファインスタイン筆頭委員らが、着実に中間選挙へと駒を進めた。

 一方、中間選挙と同時に行われるカリフォルニア州の知事選では、民主党候補にニューソム州副知事、共和党候補にはトランプ大統領が推す実業家のコックス氏が決まった。現職のブラウン州知事は民主党で、トランプ氏の移民対策などに真っ向から対抗しており、後任を決める選挙も激しい戦いが予想される。(共同)