Thursday, June 07, 2018 11:03 AM
外国人向けの暑さ対策強化 東京五輪へ、政府など会議
2020年東京五輪・パラリンピックで懸案となっている暑さ対策で、政府は7日、東京都などと連絡会議を開き、救急医療態勢の整備や熱中症に関する情報発信などに力を入れる方針を確認した。高温多湿な日本の夏に不慣れな外国人を念頭に、対応を強化する。
各機関は具体的な取り組みを報告し、消防庁は外国人患者の搬送の際に救急隊員が使える多言語音声翻訳アプリの配備を進めると説明。外国人による119番通報の際の同時通訳対応は20年までに全ての消防本部で導入を目指す。厚生労働省や都は外国人の受け入れ態勢が整った医療機関の拡大を図るとした。
訪日前の啓発も重要になることから、航空機内での案内や、海外向けのラジオ番組での情報発信にも重点的に取り組む。(共同)
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