Thursday, June 07, 2018 11:03 AM
4回転繰り返しは1種類 フィギュアでルール改正
国際スケート連盟(ISU)は7日、スペインのセビリアで総会を開き、2018〜19年シーズンからフィギュアのフリーで繰り返し跳ぶことができる4回転ジャンプを1種類に制限するルール改正を承認した。当初は同一種類の4回転は1度のみとする改正案を検討したが、反対意見が相次いだために修正案を諮った。
多種類の4回転を跳ぶ新時代に入った男子は18〜19年シーズンからフリーの演技時間が現行の4分半から女子と同じ4分に短縮され、ジャンプの数も8から7に減る。羽生結弦(ANA)は冬季五輪2連覇を果たした平昌五輪で4回転のサルコーとトーループを2度ずつ組み込んだが、回避したループや右足首故障の原因となったルッツ、史上初の成功を目指すクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を含めて選択肢を増やす必要性が出てきそうだ。
技術点で各要素につける出来栄え点の幅をこれまでのプラス3〜マイナス3の7段階からプラス5〜マイナス5の11段階に拡大することやアイスダンスで「ショートダンス」から「リズムダンス」への改称、世界選手権のペアでフリー進出枠をショートプログラムの上位16組から20組に増やすことも決まった。(共同)
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