Tuesday, June 21, 2016 5:41 PM
シリア人の寿命20年短く 内戦影響、国連高官指摘
国連人道問題調整室(OCHA)のオブライエン室長は21日、シリア情勢に関する国連総会の会合に出席し、内戦の影響によりシリア人の平均寿命が「20年短くなった」と述べ、内戦の全ての当事者に対話を通じた和平の実現を急ぐよう促した。
国連によると、シリア人の平均寿命は内戦が本格化する前の2010年時点では79.5歳だったが、14年には55.7歳になったという。
オブライエン氏は内戦のため、シリアの人口約1850万人のほぼ半数が強制的な移住を余儀なくされ、約1350万人が緊急人道支援を必要としていると指摘した。(共同)
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