Friday, June 08, 2018 11:12 AM

世界スピード3大会を統合 ISU理事に松村氏初当選

 国際スケート連盟(ISU)は8日、スペインのセビリアで総会を開き、スピードで2020〜21年シーズンから世界スプリント選手権、世界距離別選手権、短距離から長距離まで4種目の総合成績で争う世界選手権の現行3大会を1大会の世界選手権に統合することを決めた。

 シーズン1大会のフィギュア、ショートトラックに合わせたもので、実施種目などは今後詰める。19〜20年シーズンからスピードとショートで欧州を除く国・地域で争う四大陸選手権を創設する案も承認した。

 役員改選では理事に立候補したISUデベロップメント委員でフィギュア・アイスダンスの全日本選手権2位の実績がある松村達郎氏(55)が初当選した。任期は4年。平松純子理事(75)は退任する。技術委員ではフィギュア男女とペアで岡部由起子氏(55)、ショートで寺尾悟氏(42)が再選を果たした。ヤン・ダイケマ会長(73)=オランダ=は2期目に入る。(共同)