Friday, June 08, 2018 11:15 AM
インド南部でニパウイルス拡大 17人死亡、果物輸出停止も
インド南部ケララ州コリコードで、致死率の高いニパウイルス感染症の患者が拡大し、州保健当局は8日、これまでに17人が死亡し、11人が隔離治療中であることを明らかにした。約2900人が感染の疑いがあるとして経過観察となっているほか、特産品の果物の輸出が一部停止されるなど現地で不安が広がっている。
ニパウイルスは感染したコウモリや豚が触れた果物などを通して、ヒトに拡大するとされる。有効なワクチンはなく、世界保健機関(WHO)によると、推定致死率は40〜75%。ケララ州保健当局などによると、感染による死亡が確認されたのは5月19日。その後、治療に当たった看護師を含め死者が拡大し、コリコード一帯では公立学校が休校になるなど感染への懸念が深刻化した。
コリコードで果物の露店を開くクリシャン・クティさん(60)は「マンゴーなどの商品はさっぱり売れず、大半が腐ってしまった」と嘆く。サウジアラビアなどの湾岸諸国では、ケララからの農産物輸入を見合わせる動きも出ており、州当局は「価格下落など深刻な影響が起きている」と頭を抱えている。(共同)
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