Friday, June 08, 2018 11:15 AM

G7、米抜き6カ国合意も 仏大統領示唆

 カナダでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)開幕を翌日に控えた7日、フランスのマクロン大統領は、サミットの争点のうち、トランプ米政権による鉄鋼などの輸入制限やイラン核合意離脱に関し、米国抜きの6カ国による合意もありえるとの見方を示した。カナダのトルドー首相と首都オタワで会談後に共同記者会見し語った。

 トランプ氏はツイッターで「トルドー氏とマクロン氏は米国からの輸出品に巨額の関税を課している」と非難した。

 サミットの議長を務めるトルドー氏もトランプ政権の保護主義的な貿易政策への批判を強めており、米国と他の6カ国との間で足並みの乱れが目立っている。(共同)