Monday, June 11, 2018 10:28 AM
貿易立国、中国依存を回避 マハティール首相会見
来日中のマレーシアのマハティール首相が11日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し「全ての国と友好関係を保ち、貿易を拡大したい」と強調した。ナジブ前政権が中国から巨額融資を受けて国の債務が膨張したと指摘し、中国への過度の依存を避け、全方位で外交を進める考えを示した。
マハティール氏は5月の下院選で勝利し、15年ぶりに首相に返り咲いた。記者会見では、中国主導の現代版シルクロード構想「一帯一路」について「排他的なものにさせず、マレーシアのため最大限活用することが重要だ」と指摘した。
今後の対中関係に関しては「債務を削減する」と強調し「貿易相手国として良好な関係を維持する」と述べた。(共同)
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