Tuesday, June 12, 2018 11:14 AM

「手術の話に至ってない」 エンゼルスのソーシア監督

 大リーグ、エンゼルスで右肘の内側側副靱帯の損傷のため故障者リスト入りしている大谷翔平(23)が復帰に1年以上要する靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)が取り沙汰されていることを受け、マイク・ソーシア監督は「ゼネラルマネジャー(GM)、担当医を含めてまだ会話には至っていない」と語った。11日、シアトルでのマリナーズ戦前に取材に応じた。

 損傷程度は3段階のうち「グレード2」で、部分断裂するなどしていても機能しているとされる。スポーツ専門局ESPNが「多分、肘の手術が必要になるだろう」と報じ、エンゼルスはエプラーGMも11日付のメジャー公式サイトで「診断結果に変更はないし、うちの医療担当者が(手術を)勧めた事実もない」と述べた。

 今月末にも再検査が見込まれ、監督は今後の処遇に「3、4週間後に診断が出てからになる」と慎重だった。大谷はここ数日治療に努めているそうで、同僚のトラウトが落胆ぶりを明らかにしたことに、監督は「信じられないほどの可能性を秘めた23歳だ。がっかりするのは仕方がないことだろう」と察していた。(共同)