Thursday, June 14, 2018 10:54 AM

山陽新幹線、人をはねる 福岡の博多-小倉間

 山陽新幹線博多発東京行きのぞみ176号(乗客約200人)が、14日午後2時前後に博多-小倉間で人をはねた。JR西日本は山口県下関市の新下関駅に停車させ、先頭車両の先端に割れを確認。車体には血痕のようなものが付着し、ボンネット内部から体の一部が見つかった。

 福岡県警によると、北九州市八幡西区の線路内で衣類の一部が見つかった。県警は、はねられた人が着ていた可能性もあるとみて、現場の特定を急いでいる。

 JR西によると、先頭の16号車のボンネット先端が割れていた。のぞみ176号は午後1時50分すぎに博多駅を出発。小倉駅ですれ違ったみずほ615号の運転士が気付き、午後2時10分ごろ連絡した。(共同)