Friday, June 15, 2018 10:54 AM

マララさん襲撃首謀者死亡 アフガン国防省が確認

 アフガニスタン国防省は15日、2012年に起きたマララ・ユスフザイさん襲撃事件の首謀者でイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の指導者ファズルラ師が、隣国パキスタンとの国境近くのアフガン東部クナール州で、米軍の小型無人機ドローンの攻撃を受け死亡したと明らかにした。パキスタン軍も死亡を確認した。

 アフガン国防省によると、攻撃は14日、車両で移動中のファズルラ師に対して、米軍とアフガン国軍の共同作戦として行われた。

 マララさんはパキスタンでTTPの女子教育抑圧を告発し、銃撃された。TTPは14年には、同国北西部ペシャワルで学校を襲撃し150人以上が死亡。ファズルラ師が首謀者とされる。(共同)