Monday, June 18, 2018 11:11 AM

大阪で震度6弱、4人死亡 負傷330人超、避難1000人

 18日午前7時58分ごろ、大阪市北区、大阪府高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱の地震があり、大阪府で4人が死亡した。負傷者は大阪で288人に上り、兵庫県、京都府、奈良県、三重県、滋賀県も含め330人以上になった。大阪では最大約1300人が避難した。交通網がまひし、東海道・山陽新幹線の一時運転見合わせで30万人超、阪急電鉄で約100万人に影響するなどした。火災や停電も発生した。

 地震は直下型で、気象庁は今後1週間程度は震度6弱程度の地震が起こり得ると注意喚起した。近畿では19日夕方に雨が降り始め、20日は大雨になる見通しで、土砂災害への警戒を呼び掛けている。

 気象庁によると、震源地は大阪府北部で震源の深さは約13キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6.1と推定される。大阪府で震度6弱を観測したのは観測態勢が整った1923年1月以降、初めて。(共同)