Wednesday, June 20, 2018 11:05 AM

中朝首脳、2日連続で会談 対米念頭に親密ぶり強調

 中国の習近平国家主席は20日、中国を訪問した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と北京の釣魚台迎賓館で会談、金氏の度重なる訪中を強調し「双方は中朝ハイレベル交流の新たな歴史を切り開いた」と述べた。中国国営通信、新華社が伝えた。両首脳の会談は2日連続。中朝の親密ぶりを強調し、朝鮮半島の非核化や平和体制構築を巡る対米協議を念頭に結束する姿勢を誇示した。

 金氏は20日、2日間の訪中日程を終え、空路帰国の途に就いた。

 会談で習氏は、金氏訪中が3月、5月に続き「100日内で3度目」だと指摘。「中朝と関係各国の共同の努力で、朝鮮半島と北東アジアには平和、安定、発展、繁栄の素晴らしい未来が待っているだろう」と述べた。(共同)