Thursday, June 21, 2018 10:56 AM
北朝鮮支援で首相と会談も IOC会長、11月来日で
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は21日、スイスのローザンヌにあるIOC本部で合同インタビューに応じ、2020年東京五輪への北朝鮮参加支援やスポーツを通じた朝鮮半島を含む東アジアの融和に向けて11月に予定される来日時に安倍晋三首相と会談する可能性を示唆した。
11月末から12月にかけて東京で各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会とIOC理事会が計画されており「会談が可能かコンタクトを取りたい」と話した。バッハ会長は2月の平昌冬季五輪で南北合同チーム結成や開会式での合同入場行進を実現させた意義を強調し、北朝鮮にスポーツ用品の提供や指導者の派遣、五輪予選への参加で支援する考えを示した。
5月の卓球の世界選手権では南北合同チーム「コリア」が結成されたが、他競技を含む東京五輪での結成で結論を出すのは時期尚早とし「政治的な状況を見ながら各国際競技連盟と協議して決める」と慎重だった。(共同)
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