Thursday, June 21, 2018 10:59 AM
住宅被害、2352棟確認 死亡女児の学校、授業再開
大阪府北部で起きた震度6弱の地震で、京都、大阪、兵庫、奈良の近畿4府県で確認された住宅被害は2352棟に上ったことが21日、総務省消防庁や各自治体のまとめで分かった。
ブロック塀の下敷きとなり死亡した小学4年の三宅璃奈さん(9)が通い、事故後に休校していた大阪府高槻市立寿栄小学校では同日、授業を再開した。同府豊中市は、市立小中学校全59校のブロック塀を緊急点検し、うち53校で建築基準法に違反する疑いがあると発表、同府茨木市も同様に全46校のうち36校で違反があるとみて確認を進めている。
国土交通省は同日、高槻市の小中学校に緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)を出動させ、ブロック塀の応急危険度判定をした。全国の塀の所有者向けに点検のポイントを公表、自治体を通じて安全確認を要請した。(共同)
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