Monday, June 25, 2018 10:52 AM

和平仲介案公表と警告 米顧問、アッバス氏に

 米政府がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことに反発し米当局者との会談を拒否しているパレスチナ自治政府のアッバス議長に対し、中東を歴訪していたクシュナー米大統領上級顧問は「交渉に復帰しないならば(策定を進める米国独自の)中東和平仲介案を公表する」と警告した。

 東エルサレムで発行されるアラビア語紙アルクッズが24日付の紙面で、クシュナー氏のインタビューを掲載した。

 クシュナー氏は米国独自の和平仲介案の完成は「間もなくだ」と指摘。「アッバス氏が交渉に復帰するならば、米政権も議論する用意がある」と述べ、会談に応じるよう求めた。(共同)