Tuesday, June 26, 2018 11:17 AM

内田前監督らの除名決定 アメフット問題で学連総会

 日本大アメリカンフットボール部が関西学院大との定期戦で悪質な反則行為をした問題で、関東学生連盟は26日、東京都内で臨時総会を開き、日大の内田正人前監督と井上奨前コーチに対し、事実上の永久追放に相当する除名処分を正式に決めた。賛成67票、棄権7票で反対はなかった。処分が不服の場合、通知を受けてから30日以内に異議を申し立てることができる。

 臨時総会後の理事会では、日大のチーム改善報告書の提出期限を7月17日に決めた。日大は2018年度シーズン終了まで公式試合の出場資格停止となっている。関東学連は処分を解除して秋のリーグ戦参加を認めるかどうか日大の報告書を検証委員会と理事会が7月末までに判断する。検証委メンバーには筑波大の永田恭介学長、前国立スポーツ科学センター長で医師の川原貴氏や弁護士ら5人を選出した。

 日大は原因究明などを目的に設置した第三者委員会が7月下旬までに調査結果報告をまとめるとしているが、検証委は7月17日までに提出されるチーム改善報告書が第三者委が出す結論に基づいたものでなくても審査する方針。(共同)