Tuesday, June 26, 2018 11:21 AM

親トランプ候補を全面支援 米大統領、中間選挙へ本腰

 トランプ大統領は25日、サウスカロライナ州で演説し、11月の中間選挙の際に実施される州知事選で自身に近い現職のマクマスター知事を共和党の候補者に選ぶよう訴えた。シンガポールでの米朝首脳会談から帰国後、トランプ氏は各地で選挙演説する機会を大幅に増やし、親政権の候補を全面支援。選挙に本腰を入れ始めている。

 マクマスター氏は2016年の大統領選でいち早くトランプ氏支持を表明、勝利に貢献した。トランプ氏は25日の集会で共に演台に立ったマクマスター氏を称賛し「サウスカロライナの知事であり続けるべきだ。彼に投票しよう」と呼び掛けた。

 知事選の共和党候補を選ぶ予備選は12日に5人で争われ、マクマスター氏は首位だったが得票率が50%に届かず、勝者決定は26日の決選投票に持ち越された。世論調査では実業家ジョン・ウォーレン氏が追い上げている。危機感を強めたトランプ氏は23日、応援演説をさせるため、ペンス副大統領を現地に派遣した。(共同)