Tuesday, June 26, 2018 11:22 AM
世界秩序を現実に合わす 政権の目的と米国務長官
ウォールストリート・ジャーナルは26日、オピニオン欄で、ポンペオ国務長官が先週のインタビューで、トランプ政権の目的は世界の秩序を21世紀の現実に合わせることだと述べたと報じた。
トランプ大統領は世界の経済や外交の現行体制を弱体化させていると非難されているが、ポンペオ氏はその体制の多くが第2次大戦後に築かれたものだと指摘。当時は米国にとって有意義なものだったが、冷戦崩壊後に地政学的な競争が復活したためトランプ氏は「リセット」が必要だと見極めたと主張した。
さらにトランプ氏の関心は現行のルールが過去の米国にどう影響を与えてきたかではなく、2018年以降に米国の力をどう強化するのかにあると説明した。ポンペオ氏にとって重要なのは大統領の考えを理解し、欧州やアジアの国々との関係を維持しつつ、もはや公平でも公正でもなくなったルールの改革に努めることだと語った。(共同)
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