Wednesday, June 27, 2018 10:38 AM
個人情報32万件が流出 外国語の宿泊予約サイト
世界のホテルにインターネット予約システムを提供しているフランス企業「ファストブッキング」は27日までに、同社のサーバーが今月中旬に不正アクセスを受け、日本国内の約400の宿泊施設を予約した約32万件の個人情報が外部流出したと発表した。うち約12万件にはクレジットカード情報が含まれていた。
プリンスホテルやホテルモントレなど外国語サイトでファストブッキングのシステムを採用している各ホテルがそれぞれ被害を公表した。流出した個人情報は氏名、国籍、住所などで、大半は外国人だが日本人も含まれる。クレジットカード情報は暗号化されており、現時点で悪用は確認されていないという。
流出した件数はプリンスホテルが約12万5000件、ホテルモントレが約2万6000件、「ワシントンホテル」を展開する藤田観光が約2万5000件など。「リッチモンドホテル」を展開するロイヤルホールディングス、阪急阪神ホテルズ、東京ドームホテル、セルリアンタワー東急ホテルなども被害を公表した。(共同)
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