Thursday, June 28, 2018 12:28 PM

タイ洞窟で少年ら13人不明 23日から、捜索難航

 タイ北部チェンライ郊外の洞窟で、地元サッカーチームの少年ら13人が23日から行方不明になっている。軍や警察が夜を徹した大がかりな捜索を連日続けているが、雨水の浸水で作業は難航。無事の生還を祈る家族らの顔にも焦燥の色が浮かぶ。

 関係者などによると、行方不明になっているのは、11〜16歳の12人と、チームの男性コーチ(25)。23日の練習後、国立公園内にある長さ数キロのタムルアン洞窟に入ったようだ。

 少年らは洞窟内の地理に詳しいといい、安全な場所で救助を待っているとされるが、雨期のため降雨が続き、洞窟内に鉄砲水のように雨水が流入。水も食料もなく生命の危険が高まっている。(共同)