Thursday, June 28, 2018 12:28 PM
中国「保護主義に反対」 貿易白書で米国けん制
中国政府は28日、貿易と投資の自由化を進め「保護主義に反対する」と強調した貿易白書を公表した。米中貿易摩擦が激しくなる中、「米国第一」主義を掲げるトランプ政権をけん制し、中国の政策が正当であると訴えた。
白書は、中国は2001年に世界貿易機関(WTO)に加盟して以降、自動車などの関税の引き下げや外資系企業に対する規制緩和に取り組んできたと説明した。今後も「対外開放の国策を堅持し、高水準な貿易と投資の自由化を実施する」とうたった。
中国に進出した外資系企業に中国が技術移転を強制しているとする米国の主張に対しては「中国は正常な技術交流を促し、外資系企業の知的財産権を保護している」と反論した。(共同)
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