Friday, June 29, 2018 11:05 AM
ロヒンギャ多数が性被害 支援重要と国連機関幹部
国連人口基金(UNFPA)のカネム事務局長は29日、東京都内で講演し、バングラデシュ国内にあるミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの難民キャンプで会った多くの女性や少女から「性暴力被害を受けた」と直接聞いたと述べ、支援の重要性を訴えた。
カネム氏は最近、バングラデシュ南東部コックスバザール周辺を訪問した。難民キャンプでは被害を受けた後に他の被害者支援のリーダーやボランティアとして活動する多くの女性に出会い「心を打たれた」と話した。
UNFPAが世界各地で運営する女性の保護施設「セーフスペース」などを通じ、児童婚を強制された際の対処や、妊娠や出産に関する教育、職業訓練を行っていることも紹介した。(共同)
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