Monday, July 02, 2018 12:35 PM
イラン原油輸出は6月微減 米制裁再発動、影響表れず
イラン石油省が運営するシャナ通信は2日、イランの6月の原油輸出は日量約228万バレルだったと報じた。5月の日量約240万バレルから微減となったものの、トランプ政権のイラン核合意離脱と制裁再発動の表明による明確な影響はまだ表れていないもようだ。
米国は11月4日までにイラン産原油の輸入をゼロにするよう日本を含む各国に要求したばかりで、イランの原油輸出は大打撃を受けるとの見方が広がっている。
世界有数の原油埋蔵量を誇るイランの原油輸出は、かつての核兵器開発疑惑に伴う米欧などの制裁下で日量約100万バレルに低迷していたが、2015年の核合意を受けた制裁解除で200万バレル超に急回復した。(共同)
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