Tuesday, July 03, 2018 11:22 AM

核合意救済へ6日外相会合 米除く当事国、ウィーンで

 イランと英仏独中ロ5カ国は3日までに、トランプ政権によるイラン核合意離脱と制裁再発動の表明を受け、存続の危機にひんした合意の救済に向け、6日にウィーンで外相級会合を開く方針を固めた。関係国の外交筋が共同通信に明らかにした。国内経済の減速が止まらないイランに合意残留を説得するためのハードルは高く、協議は難航も予想される。

 核合意当事国で問題解決に当たる合同委は5月以降、次官級や実務者レベルの会合を複数回実施、米国抜きの合意維持が可能か模索を続けてきた。協議は外相級会合で大詰めを迎えるとみられ、日程が注目されていた。(共同)