Tuesday, July 03, 2018 11:26 AM

米国務長官、6〜7日訪朝 金氏と会談、非核化へ協議

 米政府は2日、ポンペオ国務長官が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談するため5日に米国を出発、7日までの日程で平壌を訪問すると発表した。AP通信は、平壌到着予定は6日としている。6月12日の米朝首脳会談の共同声明に明記された「北朝鮮の完全非核化」実現に向け具体策を協議する。訪朝後の7〜8日に東京を訪れ、日韓両国の高官と「北朝鮮の最終的かつ完全に検証可能な非核化」を目指し結束を確認する。

 河野太郎外相は3日の記者会見で、ポンペオ氏が来日中に日米外相会談を開催すると正式発表した。

 共同声明には非核化の手順や期限は明記されておらず、米専門家を中心に不十分との声が根強い。ポンペオ氏が金氏から具体的な行動を引き出し、非核化の行程表作成へ道筋をつけることができるかが焦点となる。ポンペオ氏の訪朝は3度目。(共同)