Friday, July 06, 2018 11:11 AM

潜水脱出が不可避と判断 タイ洞窟、隊員死亡も

 タイ当局は、北部チェンライ郊外の洞窟に閉じ込められながら生存が確認された少年ら13人の救出方法として、上部から穴を掘るなどの選択肢を検討したが、最終的に少年ら自身に水のたまった洞窟を潜水させながら脱出を図る方策を選んだ。

 6日には救出作業に従事した元特殊部隊員が死亡する惨事が起きたが、当局は少年たちに危険な潜水を強いるほかない状況と判断した。

 地元メディアなどによると、当局は救出方法として(1)少年ら自身が潜水しながら脱出する(2)洞窟上部から穴を掘る(3)別の出口を探す(4)雨期が終わるまでさらに約4カ月間、洞窟内にとどまらせるーの四つの方法を検討した。(共同)