Tuesday, July 10, 2018 10:50 AM

東京五輪合同会議始まる 準備状況確認、会場も視察

 2020年東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と大会組織委員会などとの第6回合同会議が10日、東京都内で始まった。IOCのコーツ調整委員長や組織委の森喜朗会長、東京都の小池百合子知事らが出席し、会議の冒頭に西日本豪雨の犠牲者らに対して黙とうをささげた。

 午後にはコーツ委員長らが会場となる味の素スタジアムと武蔵野の森総合スポーツプラザ(ともに調布市)、馬事公苑(世田谷区)を視察した。

 馬術会場の馬事公苑は練習施設などを新設しており、仮設部分以外は来年秋までの完成を目指している。運営する日本中央競馬会(JRA)の担当者が、工事の進捗率は約20%で順調に進んでおり、来年夏にテスト大会を予定していることなどを説明した。(共同)