Tuesday, July 10, 2018 10:56 AM
中独、2.6兆円商談成立 EV協力強化、米に対抗
ロイター通信によると、中国とドイツの両政府は9日、電気自動車(EV)分野での協力強化を含む総額約200億ユーロ(約2兆6000億円)の商談をまとめた。米国との貿易摩擦が激化する中、経済連携を深め自国経済への影響を和らげる狙いがある。中国の李克強首相がドイツを訪問したのに合わせ、両国間で合意した。
ドイツ自動車大手のBMWは、中国の車載電池メーカー大手「寧徳時代新能源科技」(CATL)から今後数年で40億ユーロの電池を購入する。BMWは中国での合弁相手とともに中国での現地生産能力を拡大。またCATLはドイツに電池工場を新設する。
ドイツ電機大手シーメンスは、中国の電子商取引(EC)大手アリババグループと組み、工場へのIoT(モノのインターネット)技術導入などで連携する。(共同)
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