Monday, July 16, 2018 12:02 PM

米朝、遺骨捜索再開で合意 将官級に続き実務協議

 ポンペオ米国務長官は15日声明を発表し、米国と北朝鮮が朝鮮戦争(1950〜53年)で死亡した米兵の遺骨の捜索再開で合意したと明らかにした。聯合ニュースによると米朝は16日、板門店で佐官級の実務協議を実施。北朝鮮が既に収容した遺骨の移送の日程や方法を調整した。

 米朝は15日、戦没米兵の遺骨返還を巡る将官級協議を板門店で実施した。ポンペオ氏は将官級協議を「生産的かつ協力的」だったと評価、遺骨収集に関する協力を打ち出した6月の米朝首脳会談の合意を両国が実行する意思を強調した。

 16日付の韓国紙の朝鮮日報は、朝鮮戦争の休戦協定締結から65年に当たる今月27日に、板門店を通じて遺骨を返還する方向で米朝が調整中だと報じた。(共同)