Tuesday, July 17, 2018 11:32 AM
米露、核軍縮へ課題山積 相互不信で危険水域
トランプ大統領とロシアのプーチン大統領は16日、2021年が期限の新戦略兵器削減条約(新START)の延長を含む核軍縮で協力する考えを示した。危険水域に陥った軍拡競争に歯止めをかける糸口となる可能性もあるが、具体的な合意はない。冷戦後最悪とされる米露の相互不信を払拭し、軍縮を軌道に乗せるには課題が山積する。
プーチン氏は共同記者会見で新START延長の必要性に触れ、米露には国際平和を維持する「特別な責任」があると強調した。トランプ氏も軍縮での連携に意欲を示した。両首脳は米露が唯一履行を確認してきた新STARTが失効するのは双方に利益がないと判断しているとみられる。
トランプ政権は2月、新たな核戦略指針でロシアに対抗する小型核の導入を打ち出した。ロシアも米国のミサイル防衛網を打破する核兵器開発を表明するなど両国は軍拡を加速させている。戦略核の制限を超えた包括的な協議を始められるか否かが、軍縮の方向性を占うことになりそうだ。(共同)
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