Thursday, July 19, 2018 10:49 AM
認可外保育1万9000人減 4割の施設が監督基準未満
厚生労働省は19日、ベビーホテルや自治体の認証保育所など認可外の保育施設を利用している子どもの数は、2017年3月末時点で15万8658人となり、前年よりも1万9219人減ったと発表した。保育士数などの基準を満たした認可保育所への移行を進めていることが主な要因。
自治体が立ち入り調査した認可外施設のうち4割超は、職員数や避難訓練などの「指導監督基準」を満たしていなかった。国は自治体に年1回以上の立ち入りを求めているが、3割弱の施設には実施されていなかった。19年10月からの保育無償化で3〜5歳児の利用料は月3万7000円を上限に補助される予定だが、安全性の確保に課題が残っている。
17年3月末時点の認可外施設数は全国で6558カ所。前年に比べ365カ所減った。利用児童は0〜2歳が8万1455人で半数を超えた。(共同)
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