Thursday, July 19, 2018 10:51 AM

車輸入制限に反対続出か 米商務省が公聴会

 米商務省は19日、トランプ大統領が検討を指示した自動車や部品の輸入制限について、関係者から意見を聞く公聴会を開催する。米国内の自動車価格が上昇し、販売が落ち込む恐れがあるなどの反対意見が続出しそうだ。

 ゼネラル・モーターズ(GM)などの米自動車大手3社(ビッグスリー)でつくる米自動車政策評議会や、全米自動車労働組合(UAW)の代表者らが証言。19日午後には在米日本大使館の相川一俊特命全権公使や、日本自動車工業会も意見を表明する予定だ。

 日本政府は米商務省に提出した意見書で、輸入制限が「米国経済、ひいては世界経済に破壊的な影響を及ぼし得る」と指摘した。(共同)