Thursday, July 19, 2018 10:51 AM

トランプ氏から「会談要請」 イラン大統領側近が発言

 イランのロウハニ大統領の側近は18日、ロウハニ師が昨年9月に国連総会に合わせて訪米した際、「トランプ大統領から8回にわたり(首脳)会談の要請があった」と述べた。ロウハニ師側は要請を拒否したという。地元の記者団への発言内容としてメヘル通信が19日までに報じた。

 トランプ氏がイラン核合意を「最悪の合意」などと批判し、強硬姿勢を鮮明にしていた時期に当たり、発言が事実であれば同時にイラン側との対話も熱心に模索していたことになる。

 この側近は要請を拒否した理由について「イランの対米関係に関する立場は明確だ。圧力に屈することはない」と強調した。トランプ氏は今年5月8日、核合意離脱と対イラン制裁再発動を表明し緊張が高まっている。(共同)