Friday, July 20, 2018 11:16 AM

大谷、投球練習の再開可能 二刀流調整で後半戦へ

 大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(24)は19日、投球練習の再開が可能になった。ロサンゼルスで損傷していた右肘の内側側副靱帯の再検査を受け、回復が認められたと球団が発表した。

 今後のリハビリのスケジュールなどは適切な時期に明らかにするとし、投手復帰の時期は未定。本拠地アナハイムの地元紙オレンジ・カウンティー・レジスター(電子版)によると、大谷は19日午後に早速、最長60フィート(約18メートル)のキャッチボールを行ったという。3日に打者先行でメジャー復帰しており、20日からの後半戦に再び、投打の「二刀流」で調整して臨む。

 6月7日に自身から採取した血小板で組織の再生や修復を図る「PRP注射」を受けた。2014年に右肘靱帯の部分断裂で同様の治療を施したヤンキースの田中将大はキャッチボール再開からメジャー復帰まで約1カ月半を要した。途中、右腕の張りのため調整が遅れたこともあったものの田中のケースを大谷に当てはめると、復帰は9月以降となる。(共同)