Monday, July 23, 2018 10:44 AM

競技団体は金35個目標 メダル84個、運営に不安も

 2020年東京五輪に向けた国内競技団体のメダル目標の合計が、金メダルは少なくとも35個、メダル総数は84個に上ることが23日、共同通信のアンケートで分かった。24日で開幕まで2年。日本オリンピック委員会(JOC)が設定した金30個の目標を上回っており、実現すれば金、総数ともに史上最多となる。

 選手強化にも自国開催を背景に8割以上の29団体が「順調」「どちらかといえば順調」と答え、躍進が期待される。大会運営の準備には「順調」「どちらかといえば順調」との回答が19団体と6割に届かず、不安もうかがえる結果となった。

 東京五輪で実施される33競技を統括する国内の35団体に対し、6〜7月に記名式でアンケートを実施し、全団体から回答を得た。メダル数は陸上、水泳、柔道などを除く28団体が回答した。まだ目標を設定していない団体は「目安」として示した数を含めた。(共同)